[雪柳]より
2004年3月31日青春は、苦しい。悩みばかりだ。しかし、悩みがあるから、心が育つ。うんと悩んだ日々こそ、一番不幸だと思った日こそ、あとから振り返ると、一番かけがえのない日々だったとわかるものだ。だから苦しみから逃げず、苦しみの真ん中を突っきて行くことだ。それが森を抜ける近道だからだ。寂しければ、その寂しさを大事にすることだ。寂しさや悲しさを、遊びなんかで、ごまかすな。使い捨てるな。耐えて、自分を育てる「こやし」にしていけ。逃げたくなることもある。でも、雪柳は動かない。雨の日も、寒風の日も、じっと自分の場所で根を張って頑張っている。頑張りぬいたから、みんなのほうから「きれいだねぇ」と来てくれる。 人間も、魂の根を張ったところが「自分の故郷」になる。
完全燃焼したところが、心が安らぐ「自分の居場所」になる。
完全燃焼したところが、心が安らぐ「自分の居場所」になる。
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